2022年2月18日。無事に石鎚山の登頂を達成して帰ってきました。
何も知らずに行ったことが功をなしたのか分かりませんが、前日に降った雪が半端なく、アイゼンを登りの最初から使用することとなり、人生初のアイゼンが予想以上に体力を消耗させました。
一歩ごとに、雪にドスン!という音が出るくらいの力で足場を固めないとスパイクのグリップが効かないし、急勾配ではスキーのボーゲンの様に、がに股でないと足の裏の設置面積が足らない事にすぐ気づきました。
このアイゼンは股関節が柔らかく、なお中殿筋・小殿筋を鍛えてないと足が横に上がらない!
足回りが運動不足な中年にとって、正直「頂上着くのか不明」でした。
ただ唯一、景色が神秘的で、バクバクの心臓を落ち着かせるのには凄い効果がありました。龍神様の後押しも頂いていたように感じました。
また、1日ずっと天気に恵まれまして、山の天気は変わり易いと思っていましたが、本当に家に帰るまでずっと、見上げれば青い空でした。
頂上に着くと登山家たち数人が休憩してましたが、私はすぐに神社(祠)に参拝し、まずは登頂できたお礼と、龍神様とご縁を頂ける(リーディングで教わりました)祝詞をあげさせて頂きました。
一瞬しんと静かになったと思ったら、ササーっと風が吹き始め、境内の柵などに付いている氷雪が、パリパリと小さな音をたて、飛んで行ったように感じました。
「おおおーっ。」心の中で叫びました。
何か変化は?周りを見ました。
そう言えば、アカシックリーディングを受けた皆さん、携帯で写真撮ってたのを思い出し、私も祠のご神体は映らないように数枚撮って確認したところ、なんと、日輪が映ってました。
肉眼では眩しくて見えませんが、確かにはっきりと、日輪です。
「あぁ、良かった。ありがとうございます。」(お印を頂いた)そう思い、休憩は景色を数枚撮って終了にし、次々上がってくる登山家たちの邪魔にならないよう、すぐ下山することにしました。
(頂上付近は滑落しそうな場所ばっかりなので、素人が迷惑をかけてはいけませんし、なんせ、かなりビビッてました。笑)
危険地帯が終了した「夜明峠」まで来て、やっと昼食(おにぎり)を食べて、後は気持ちもルンルンで下山。(でも、もう足が限界近しです。笑)
ロープウェイ乗り場を9:00にスタートして、頂上12:30、またロープウェイ乗り場に戻ったのが15:00となり、往復6時間の登山になりました。
素人の冬季登山。無謀な計画ではありましたが、こうして五体満足で帰れましたこと、感謝したいと思います。
もう冬山登山はよっぽどの事がない限りしませんので、ご心配をおかけしました方々へ、本当にありがとうございます。