水素吸入器を詳しく知りたい方へ記事を書いてみたいと思います。
水素吸入器の選択【スペックに騙されない為の選択方法】
水素を生成する能力として多ければ多いほど良いのは分かりますが、重要になるポイントは以下になります。
重要になるポイント
- 水素ガスの濃度(●●ppm、●●%)
- 発生ガスの量(毎分表示が多い ●●cc、●●ml)
- 連続使用時間・価格・ランニングコストなど
発生ガスの量 × 水素ガスの濃度 = 生成される水素量
例えば
ガスの量( 2,000 ml/m)× 水素濃度( 2.5 %)= 水素量( 50 ml/m)
となり、水素を毎分50 ml生成される機器になります。
「99.9%の水素ガス」表記に要注意!
50万円クラスまでの家庭向け(と思われる)機器に多いのですが、下表の「H2 EXCEED」を例にしますと、99.9%の水素ガスを毎分 60 ml 作ります。この数値はあくまでも機械内部の話であり、人が吸う数値ではありません。(引火したら大変なことになります。)
メーカーに問い合わせもしましたが、「機械から出た後の数値は、医療機器ではないので表記できない」という回答が返ってきました。
まだまだ怪しい表記は沢山あります
- 「1~3%の水素ガスを吸入」吸入口から出た水素ガスが呼気の空気で希釈され、(男女比もあり、目安として)1~3%ぐらいの吸入になるであろうという想定の数値です。(文面に想定の文字は無いので誤解を招きますし、この数値に正確な根拠はありません)
- 他にも「成人の場合、安静時1回呼吸量は 400 ml 程度と想定します。1分間に15回呼吸すると想定し、 6,000 ml の空気を取り込む為、水素ガス60 ml ですと1%吸入したことになります。」などあります。想定値ほど怪しく思ってしまうのは私だけでしょうか。







メーカーさんの表示している数値は「どこで作られた水素ガスのデータか?」を問い正してみるのが一番良いと思います。ほとんどの製造会社は機械内部の計測値になり、人が吸うカニューレ式やマイク式のノズル部での計測は全くやっていないケースが多そうです。
まーちゃん、調査ご苦労様でした。
水素吸入器の比較表【水素ガス生成能力に注目14選】
この表は「水素水が作れるか」や「ランニングコスト」等は無視してつくりました。
機内=機械内での数値
出=機械から排出される数値
実測=吸入口で脳時計を使った第三者の実測データ(濃度計UPX4で測定値を公表していサイトよりhttps://www.up-x.com/product/inhalation.html)
青文字は良心的に公表されていると感じた数値になります。定価は参考価格です。
製品名 |
メーカー表示水素濃度(毎分)とガス量 | 吸入口濃度 | 吸入口のガス生産量(毎分) | 連続使用時間 |
定価(税別) HP |
H₂EXCEED![]() |
水素60ml(99.9%)機内 | 不明 | 不明 | 60分迄 |
460,000円 https://h2-exceed.jp/ |
H2-Healer![]() |
3.5%機内 | 不明 | 不明 | (1回30分) |
129,000円 https://h2v-plus.com/h2_healer.html |
ラブリエリュクス![]() |
水素60ml(99.9%)機内 | (実測4.0%) | 不明 | 60分迄(30分休憩) |
250,000円 https://ismz.co.jp/labriller_luxe.html |
Hydro-Breath![]() |
水素30ml(99.9%)機内 | 不明 | 不明 | 180分迄(60分休憩) |
300,000円 https://ismz.co.jp/labriller_luxe.html |
ルルドハイドロフィクス![]() |
水素30ml(99.5%)機内 | (実測3.5%) |
カニューレで水素30ml | 不明 |
142,800円 https://www.h2f.co.jp/hydrofix.html |
MiZ社 MHG-2045![]() |
2.0~2.5%出 2,000ml出 |
(実測2.5%) | 不明 | 最大タイマー90分 | 320,000円 |
アロマ H2ジェネレーター![]() |
2.5~3.5%出 400ml出 |
不明 | 不明 | 最大タイマー90分 | 600,000円 |
Vital Share![]() |
3.3%出 750ml出 |
1人(実測2.5%) | 不明 | 不明 |
380,000円 https://www.nseg.co.jp/products/vitalshare.html |
SUISO599 Air![]() |
4.0%(未満)出 750ml出 |
不明 | 不明 | 最大タイマー8時間 |
800,000円 https://313599.net/products/air |
Suifeel![]() |
66.6%機内 3,000ml出 |
不明 | 不明 | 240分迄(10分休憩) |
2,050,000円 https://luminance.co.jp/suifeel/ |
スイソニア![]() |
66.7%機内 0.3~1.0%出 (不明)ml出 |
不明 | 不明 | 不明 |
1,850,000円 https://www.suisonia.com/suisonia |
Hycellvator ET100![]() |
66.7%機内 1,800ml出 |
不明 | 不明 | 最大タイマー60分 |
(不明)円 https://helixj.co.jp/products/ |
SUISOKUN L![]() |
67%機内 600ml出 |
不明 | 不明 | 6~8時間迄 |
(不明)円 https://www.miwakankyo.com/pg528.html |
ハイドロオキシスパ![]() |
66.7%機内 2.0%出 10,000ml出 |
(実測4.0%) | 約10,000ml | 最大タイマー119分 |
22,600円7年リース https://www.nbc-japan.com/nbc3-J4.html
|


選択方法のまとめ
「機器の水素ガス出力部での濃度・量」が明記されていないものはお勧めしません。また、「67%( 670,000 ppm)の水素ガス」や「純度99.9%の水素ガス」をキャッチフレーズとして前面に押し出してくる製品はよく調べてから購入された方が良いと思います。この数値は機械内部の電気分解・真っ只中のデータで、人が吸入する時の数値は別にあります。これを明示しない理由は二つ考えられます。1つは明示したくないから。もう1つは計測をしておらず、ただ単に不明であるから。

水素ガス(濃度・量)が明記されていても、良心的に(経年劣化時も考えて)わざと低く提示する企業も稀にあります。逆に実験結果の最高値をそのまま表示する企業もあるので、高額な商品を選ぶ際はデモやショールームで、ノズル出力部に水素ガス濃度計を当てて計測することをお勧めします。

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